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不妊症改善・妊活には早寝早起き! メラトニンが卵巣の老化を防ぎ、卵子の質を向上させ、妊娠率が向上する

鍼灸院へ来院する不妊症の患者さんの中には、体外受精をしてもなかなかい成功しない、という方がいます。その原因には、採卵しても未成熟な卵が採れたり、受精障害があったりします。

鍼灸治療を併用することで成熟卵が取れたり、受精障害が改善したりすることが報告されていますが、今回は、山口大学医学部付属病院産婦人科の杉野教授らの、メラトニン投与により卵胞内の酸化ストレスを抑制することで、卵の質が改善妊娠率の向上に繋がるという研究について紹介したいと思います。

メラトニンは活性酸素などに対しラジカルスキャベンジャーとして働き、抗酸化作用を有することが注目されています。

活性酸素は卵巣機能の恒常性の維持に関与

活性酸素はカラダを錆びさせるワルモノ、というイメージがあるかもしれませんが、悪さをするだけでなく、女性の性周期において重要な役割を果たします。

女性の生理周期

女性の生理周期を簡単に説明すると以下の通りです。

卵胞の発育 ⇒ 排卵 ⇒ 黄体形成(プロゲステロン分泌) ⇒ 妊娠不成立なら黄体退縮(プロゲステロン分泌低下) ⇒ 生理(子宮内膜剥) ⇒ 次の卵胞の発育へ

活性酸素は排卵(卵胞破裂)に関与

卵胞が破裂するために活性酸素が関与しますが、排卵時に卵子は活性酸素の脅威にさらされてしまいます。活性酸素の消去酵素や抗酸化物質が卵子を守る仕組みが備わっています。

活性酸素は黄体退縮を促進

妊娠しなければ、妊娠を維持するホルモンであるプロゲステロンを分泌する必要がなくなり、分泌もとの黄体も不要となります。次の卵胞を育成する準備をするために、黄体体縮を促すのも活性酸素の役割なのです。

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活性酸素が過剰(酸化ストレス)になると異常が起きる

なんらかの理由により消去酵素と活性酸素のバランスが崩れ、活性酸素過剰になると、異常や疾患を引き起こします。排卵時期に活性酸素過剰になると、卵の質を低下させ、受精障害を引き起こします。黄体期の中期に何らかの原因で活性酸素が過剰になれば黄体機能不全を引き起こします。

メラトニンは卵子を酸化から守る

メラトニンといえば睡眠に必要なホルモンですが、じつは強力な抗酸化作用があり、特に卵胞液中にはメラトニンが高濃度に存在し(血中濃度の2倍以上)、卵巣が酸化しないように守っています。また、卵胞の発育に比例して増加することで、卵子が順調に成熟していきます。

この後は山口大学が発表したメラトニンと体外受精に関する研究について簡単に紹介します。

日産婦誌60巻9号(2008年9月)より

研究内容

被験者

メラトニン投与群:前回の体外受精胚移植が不成功に終わり、受精率が50%未満であった56症例。

対照群:前回の体外受精胚移植が不成功に終わり、受精率が50%未満であった59症例。メラトニンを投与せず、次回の体外受精肺移植を実施。

方法

採卵前周期の月経5日目より採卵日 の前日まで連日メラトニン錠を内服。体外受精を施行し、変性卵率、受精率、妊娠率について前回の体外受精周期と比較。

結果

メラトニン投与群:前回の体外受精周期と比較して変性卵率は低下し、受精率は有意に上昇。妊娠成立は56周期中11周期(19.6%)。

対照群: 受精率は改善を認めず、妊娠成立は59周期中6周期(10.2%)。

結論

メラトニン投与により卵の質と受精率の改善を認め、妊娠率の向上に繋がった。

鍼灸にも抗酸化作用がある

鍼灸治療を受け始めてから、受精障害が改善する方がいます。鍼灸の抗酸化作用により卵子の劣化を防ぐことが期待できるでしょう。

参考記事⇒鍼灸には活性酸素の発生を抑える=アンチエイジング効果がある

早く寝たいのはやまやまだけどそうはいかない…という方は、卵巣機能の維持や妊娠力向上のため、鍼灸治療を取り入れてみてはいかがでしょうか?

ですよね!

では、ここまでお読みいただきありがとうございました。記事をシェアしてみんなに「早く寝ろよ★」と教えてください。

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