皆さんは鍼を受けたことがありますか?
受けたことがあるヒトよりも受けたことがないヒトのほうが多いはず。
では、鍼をしているところをみたことがありますか?
見たことがあるヒトは、もっと少ないはず!
そこで、今回は、首の後ろに私が鍼(はり)をしているシーンを撮影したものをご紹介します。
鍼をしているところの動画は珍しい…!?かもしれません( ^ω^ )
刺しているところを初めて見ると、驚く方が多いですね。
後頭下線への刺鍼風景
鍼をしているのは「後頭下線」と呼ぶ、僧帽筋・板状筋・半棘筋・胸鎖乳突筋といった筋肉の付着部でもあります。
また、肩こりがひどくて頭がぼんやりする方はこれらの筋肉の緊張を解消して頭部の血流が改善することで頭がスッキリして、頭脳明晰効果も期待できます。
患者さんの話によると、首の後ろのコリがツライと訴えても、リラクゼーションサロンではあまりやってくれないようですね。
これは頚椎を下手に圧迫すると神経を痛める恐れがある場所、として避けるのかもしれません。
同様の理由で後頭下線(髪の生え際付近)への刺鍼をいやがる鍼灸師もいますが、後頭下線は
上頸神経節という、交感神経を束ねるボスのような重要な神経に近い部位=治療効果が高い部位=体に 刺激を与えやすい部位=刺激に慎重を要する部位
という図式です。
肩こり、目の疲れ、ストレスなどを訴える方は、首の後ろに鍼をして筋肉を緩めることで、精神的にも緩んできて、気持ちよくなって、眠気が出てきます。
ここへ上手に刺鍼することで様々な治療効果を挙げられるので、私は治療ではよく使います。
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