どうも、はらひろです。
「これを読んだらあなたの人生を良くするエッセンスが詰まってるわよ!」というのワタクシの人生の『欲望』『自己実現』『貢献・循環』のステージを使って解説していきますよ~。
私の欲望のステージは10年間になんやかんやあったので書いたら長すぎて二部構成にすることになりました(書ききれるのか!?)。
割と人生が楽しくなり始める本音に従い自分らしく生きる『自己実現のステージ』に行く前まで、が一番たいへんかも。
原口はテコンドーの鍛錬のお陰で、体力と根性と行動力だけはあったのが幸いして、時間はかかったけど自力で『自己実現のステージ直前』まで進みました。
自力で人生をよくする力を身に付けて行くのは人生を楽しく生きる上で必須条件だと思うけど、無駄な努力までする必要はないと思う。
のちのち私の人生好転の課題になる要素はチェックポイントをつけているので、あなたの人生を良くするヒントになるかもしれません。
ステージ1:欲望
まずは『欲望のステージ』の人の復習を!
・本音を無視して生きている(ex.本当は会社に行くのが嫌だけど生活のために仕方なく働く)
・周りの意見が気になってやりたいことができない
・嫌われたくない、愛されたい、評価されたい、認められたい
・本当の自分を隠して、偽りのキャラを演じている
・常識や他人の価値観に左右される
・ぱっと見は「良い人」
・緊張感が強い
・自分の人生は他人まかせ
・現状を変えない言い訳をする(ex.生まれのせい、環境のせい、誰かのせい)
・現状を変えようと努力・行動しているが空回り
・自分の利益や要求を相手に求めてばかり(クレクレ)
・自分がいかに大変なのかアピール
・勝ち負けや損得に敏感、マウンティング
・両親との関係が悪い/交流を避ける
・不安や悩みでいっぱい
・イライラして感情の起伏が激しい
・「生活のため」に働く
※すべてがきっちり当てはまるわけではないですが、こういう傾向があります。
さてさて、未成年時代はそんなに深く考えずざっくりノリで生きてきた原口少女は、地方から上京して大学で心理学を専攻します。
後々の苦労の種となる「人となぜか打ち解けられない」という心理的な壁ににぶつかります。
まあ、思い返すと、高校生の頃からあった。
それでも、テコンドーという夢中になれる大好きなものと出会い、好きなことをして楽しんでいる人たち、成長や勝利に向かって努力する人たちと永く時間を共有します。
格好いい男性もたくさんいたので、お年頃の原口は恋もしました(〃ω〃)
就職? 進学?
夢中になれるものと出会ったたのは良いですが、趣味は趣味です。
大学3年生にもなれば就職がせまります。
母が看護師、父が自営業という家庭で育った私は「サラリーマンって何?」という脳みそでした。
とくにつきたい職種はないけれど、学問への興味はあったので、研究者を目指します。
大学院入試は難しかったので、一浪するものの、希望校へ進学することが出来ました。
ズタボロ大学院時代へ突入
大学院での勉強研究はとっても大変で、悲しいことに自分の能力や才能が及びませんでした。
さらに大学院二年目は指導教授が7年に一度のサバティカル(研究休暇)を取得して海外へ行き、後ろ盾をなくし、初めての修士論文を書き上げるのに大苦戦(-∀-;)
そんな自分がなんとか追いつくためにやったのが睡眠時間3時間で頑張るでした。
ほんと、この写真みたいな座椅子で寝ること多数。
・実験室こもりをしまくって、すっかり運動不足。
・食の知識ゼロ。研究の合間にお菓子・ジュースを食べまくり、コンビニでサンドイッチやパスタを食べまくり。
・寝不足で意識朦朧とした状態で歩きながら寝てしまい、廊下の壁にぶつかって目が覚める…。
とか、我が人生の中で最悪な不摂生の極みをやり抜きます。
そして慢性腰痛がひどすぎて長時間座るのが辛かったので、整形外科を受診。
その病院では自由診療として鍼が受けられたので、試しに受けてみたのが鍼との最初の出会い。
鍼のお陰で腰の痛みがだいぶ和らぎましたが、短時間睡眠や食事の乱れはかわらず。
・授業中に貧血を起こして倒れる
・物忘れが激しくなりミスを連発して起こられる
・ストレスを感じることを思い出すと心臓の不整脈が出る
・慢性疲労で、ペンを持つ手も力が入らない
とか、なかなかぶっ壊れてきます。
そして、あるときあまりにもフラフラしすぎてて、「このままじゃ死ぬ」と気づき、研究者への道を断念。
「じゃあ、次は仕事をどうしようか?」と考えたとき、腰痛をやらわげてくれた鍼と
「ボロボロの体を良くするために自分が健康になりながら、それが仕事として活かせたらいいなあ」という思いで
鍼灸の道へ転向します。
このとき、健康を害して人生のどん底期になってしまったのはなぜか?
・自分の適性にあわない職業選択(この時点では職業ではないが)。
・弱音を吐けない、人に助けを求められない(指導教授不在)
・ツライけど辞めたいと言えない(投げ出して批判されるのが怖い)
・自分の実力や才能が足らないとわかっているけど、その事実を受け止められない。
・苦手なことをむしゃらに頑張る。
といった要因が出てきます。
みなさんにも、こういうの、あてはまりませんか?
見返してやるのブラックエンジンで頑張りぬくメンタル・デスロードへ突入
体がボロボロになってしまったのも大変でしたが、それだけではありません。
大学院時代に片思いだった男性がいました。
あるときその人へ近況報告をしたとき「いつまで学生やってるの?」みたいな言われ方をして、大学院生であることを否定されました。
もう、さっさと働けよ、と。
体がボロボロになるくらい必死こいて努力しまくっていたので、なんだか自分が全否定されたような感じを受けてしまった。
大いなる誤解なんだけど、そのときの私はそう受け取ったわけです。
悔しくて悔しくて仕方なかったけど、事実だし言い返せなかった(ヾノ・∀・`)ムリムリ
しかも好きなヒトからの言葉だったので、インパクトが大きかったんです。
このとき傷つき、無意識に
「社会的に価値のない自分はダメなヤツだ」というレッテルを貼ります。
(その人もそういう呪縛で苦しんでいたのかもしれないな~と思う)
大学院で勉強して頑張っていたけど、ベースは女子大生気分ですから、なんだかんだいって、ふわふわ・キャピキャピしていました。
あの頃の自分はまだまだ、何にも出来ない、ウブなやつだった。
このとき、無意識に自分が持っていた女性性を否定していき始めます。
そこから、
・実績を出して見返してやる!
・認めさせてやる!
・「すごいね」と言わせてやる
・「おれが間違っていた、ゴメンな」と言わせてやる
みたいな反発心(ブラックエンジン)を使って、承認欲求を満たすためのこじらせデスロードに突入します。
鍼灸マッサージの専門学校に進学してからも大変
まだまだボロボロです(笑)。
まったく関係ないけど、気分転換にキティーちゃんのクレープの画像で癒されて。
はい! 続くよ。
専門学校に入って一年目
何年間も蓄積したダメージがついにきちゃった!
足に痺れが出たので整形外科を受診、その結果、腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。
激痛で夜も眠れないし、痛すぎてまともに歩けないから足を引きずっていました(;∀;)
これは鍼と水中ウォーキングの組み合わせでなんとか治癒します。
2年生、3年生のとき
鍼灸の治療効果を教員と一緒に研究する「学生研究生」をやります。
研究者として一応、専門雑誌に連名で名前が載るし・・・と、せこい実績作りをします///
が、見返すための実績作りというはなはだ動機がよくないので、無意識下では相当なストレスです。
専門学校2年生の夏、山でたくさん日光をあびたのをキッカケに日光アレルギーを発症。
同年の冬、片思いしていた男性に、既にパートナーがいることを知って失恋します。
このとき本当~にショックで・・・
どこかで「バリッと何かが避ける音」が聞こえたような気がしました。
これをキッカケにホットフラッシュ(急激に発汗するもの)、不眠、感情不安定、自殺年慮・・・と、自律神経失調症とうつ病のMIXみたいな感じで心身ともにやばくなります(※病院には行かず)。
「こんなに辛い思いをするくらいなら、もう二度と恋愛はしない…」とこのとき決めます。
精神的にも不安定で、ストレス発散多のために、一時的に買い物依存にな、コスメとかサプリとか通販で買いまくります。
(おそらく、30万円くらい使ったかも?)
3ヶ月くらいモノを買いまくったところで「モノを買っても心の隙間はちっとも満たされないんだな」ということに気づき、モノを所有することの空しさを理解します。
治療院時代は「いい人仮面」を追加
資格を取得してからも、メインで働いた治療院以外に加えて、スポーツ鍼灸専門治療院を掛け持ちして学びます。
スポーツ鍼灸専門治療院はめちゃくちゃ厳しいところで、まさしく血反吐を吐きそうなレベルでクッソつらかったけど、弱音を吐けないとか途中で投げ出せないといった性格は変わらず、一年間は掛け持ちをやりきりました。
(でも、相当な実力がつきました)
ここでストレスがひどすぎで偏頭痛と右側の耳鳴りを発症。
もう、ツライ(笑)。
メインの治療院では、とにかく自分の実績作りに躍起になって、足して、努力して、磨いて、克服して・・・と何年間も続けます。
仕事は幸いなことに、モノゴトを深めたり突き詰めたりするのが好きな自分の性分や、生まれつきの才能・資質に合っていたし、目の前にいる患者さんが笑顔になり、喜ばれる仕事だったので、とてもやりがいがありました。
「ありがとう」といわれたときに「役に立つ自分には価値があるんだ!」という異様な喜びを感じていたのは、うすうすでも、気づいていたんです。
そして若かった原口はなんとか信頼感を出そうとして、なんともお堅い見た目をしていました。
年齢30歳過ぎれば、「いい加減落ち着いたファッションでもしないといけないかな」という謎縛りを勝手に自分に課して、ネイビーのワンピースとかモノトーンとか、くそ地味な格好をして、お洒落の楽しさを忘れ、心がパッサパサになっています(ヽ´ω`)
さらに治療院は、競争原理が働いている珍しい?ところだったので、すこしでも指名率やリピート率を上げたい!と思っていました。
仕事の出来ない同僚の愚痴を院長から毎日のように聞かされ、いろいろとイラつくけど、
「社交的にふるまって好印象を相手に与えたい」という下心満載でニコニコするという内面と外面がチグハグ。
そういう「愛想のよい原口先生」みたいなのである程度の人気が得られましたが、「本当の私はそんなキャラじゃないのに・・・」という、素の自分と偽りの自分のギャップに苦しみます。
書き出してみるとなかなか生き辛い理由がてんこもりです、ここまでやらかせば、いいかげんに途中で、
・「見返してやる」という憎しみを原動力にして頑張り続けるのはもう疲れてきたなぁ
・違うキャラを演じたり・いい人のフリをするのも無理があるなあ
・そういうのはもう辞めよう!
と自然と思うようになります。
働き始めて3年もすれば慣れてくるので、患者さんと話をして、面白かったら治療院で思い切り笑う。
そういう風にして、できるだけ自然体の自分で過ごすように変えていくにつれて、仕事中も楽しく過ごせるようになっていきました。
おや?
私の人生、ちょっと上向いてきたかも?
というところで、
治療院を揺るがす爆弾が投入されます。
それは、「疫病神」とあだ名をつけられた、ヤヴァい性格をした先生の就職です。
(後半につづく!)
最後まで読んでくれたあなた!
お疲れ様~。
後半もまだズタボロだけど、そこからようやく人生の好転の流れに入ります!
健康になろうという思いもあって治療家を目指したのに、ズタボロ期が長いね!
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