カフェインやアルコール、タバコが体外受精の成績にどんな影響を及ぼすか?
という研究は盛んになされています。
そんな中で、砂糖入り清涼飲料水と体外受精の結果に注目した研究について紹介します。
本当に受精卵の数や質に影響を及ぼすのは・・・コレじゃい!という結果です。
イスラエルのでテルアビブ大学とアメリカのハーバード大学の共同研究チームの研究
結論から先に言うと、
カフェインは体外受精の成績に関連しなかったが、
砂糖入り清涼飲料水は妊娠率や出産率を低くするかもしれない
という研究結果を発表しました。
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被験者
テルアビブ大学病院で体外受精をおこなう患者340人。
方法
被験者にアンケートし、飲み物の種類と頻度について調査。
結果
患者には、コーヒー、エスプレッソ、紅茶、ホットチョコレート、ソーダ、栄養ドリンクなど14種類の飲みものを飲む習慣があった。
カフェイン単独
1日の総カフェイン摂取量(0-816mg)やコーヒー摂取量(0-10杯)は体外受精の成績に関与しないと判明。
カフェイン×砂糖
カフェイン入りの紅茶、砂糖入り清涼飲料水、栄養ドリンクなどを飲む習慣のある女性は、成熟卵や受精卵の数が少ないことが判明。
特に、栄養ドリンクを飲む女性は、飲まない女性と比べて、採卵数が、4.4個、成熟卵数が2.9個、受精卵数が1.6個少ないと判明。
砂糖入りの清涼飲料水は妊娠率や出産率に影響する
研究結果をまとめると、
砂糖入り清涼飲料水を飲む習慣がない人と比較すると
- 1日0.1-1杯飲む女性は、出産率が9%低い
- 1日1杯以上飲む女性は、出産率が13%低い
ちなみに、妊娠率が10%前後下がるのは、年齢プラス5~10歳くらいの威力があります。
砂糖入り清涼飲料水には沢山の砂糖が入っている
コーラ、缶コーヒー、スポーツドリンクなど写真で見たら一目瞭然!
かなりの量が入っていますね。
空腹時に飲むと、高血糖→高インスリン状態になります。
体質により、インスリン抵抗性(*排卵障害の一因)や糖の代謝異常をまねき、これが、胚の育成阻害、卵子の質を低下させ妊娠が困難になります。
糖の代謝異常は、鍼灸や運動療法でも改善することが出来ますが、食事の改善も同時におこなった方が、効率がいいですね。
あなたの当たり前の習慣は不健康習慣!
私も甘いものを食べたり飲んだりしますよ~。
お菓子や揚げ物、加工食品など、高血糖になれば、卵子の質の低下を招く可能性はあります。
夜、寝る前にアイスとかポテチとかお菓子を食べるのも不妊あるあるで、消化に負担をかけからだに良くない習慣ですね( ´ ▽ ` )!
この辺は、残念ながら?きっちりかっちり自業自得です
体に良いことをやるのと同時に、体に良くないことを辞める
生活習慣や食事のの見直しをしつつ鍼灸治療を受けると、ぐんぐん体が変わりますよ。
治療家ができること&あなたが出来ること、一緒に取り組んで体を変えていきましょう(^∀^)
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