妊娠初期にお尻の奥が痛い女性への鍼灸の施術例

鍼灸適応症
winterseitler / Pixabay

痛みが出てしまうメカニズムについて詳細はこちらから

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妊娠初期(胎嚢確認したところ)の20代前半の女性が、2週間前からお尻(尾てい骨のあたり)の痛みを訴えています。

同様の症状を感じる方は妊娠初期に多いようですので、詳しく紹介していきます。

妊娠初期にお尻の奥が痛いのはあるあるネタ

この女性の痛みの出方や大丈夫であるときの特徴をまとめると、

  • 背筋を伸ばして座っていると大丈夫
  • 背を丸めるように座る(仙骨座り)と痛い
  • 立ち上がる時に痛い
  • 便座は当たらない大丈夫

とのことでした。

尾骨付近の痛みの原因は「仙腸関節の機能障害」が疑われます。

施術

この問題を解決するには、仙腸関節の関連部位へアプローチしていきます。

そのために、腰骨と骨盤の境目にあるツボ(大腸兪、関元兪)を狙い、脊柱起立筋の筋緊張を緩和させます。

股関節や背中の症状はお尻の筋肉の緊張を緩和させることで解消します。

押すとお尻の奥にひびくポイントを仙腸関節で左右一箇所ずつ見つけ、刺鍼。

経過

施術直後は「痛くなーい!」と驚いて何度も椅子から立ったり座ったりして確認していた様子が嬉しいですね( ^ω^ )

…が、2時間後に再び椅子に座ったら痛みが再発したそうです。

さらに翌日になると痛みが消えたそうです。

鍼灸は受けて2日後くらいに効果がピークになるので、その影響でしょう。

もし痛みが悪化するなら早めの対処を

お尻の痛みが出るのは妊娠初期だけではありません。

妊娠の週数が進めば、骨盤が徐々に開いていきます。

「より大きく骨盤が開く=歪みがあるなら歪みも大きくなる」妊娠後期は坐骨神経痛が発生しやすくなります。

骨盤ベルトを締めることでラクになる方も居ますが、病院では基本的にそれ以上の対処法がありません。

そのままにしておくと、産後さらに骨盤が開き、坐骨神経痛が悪化し、手術に至った方もいます(手術したものの、痺れが改善せず、そこで鍼灸院に来院した方)。

予防が一番

初期のうちに痛みを強く感じて歩くのがつらいようでしたら、早めに鍼灸院に来院して、骨盤周辺の筋肉の歪みを解消して、妊娠後期のお尻の痛みが出るのを予防しましょう。

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