患者さん・お客さんの体の負担を減らす! 受付でさりげない気配りができる声のかけ方

鍼灸治療院でも、美容院でも、歯科治療院でも、飲食店でも、患者さんやお客さんの院内(店内)の誘導の仕方で、治療院/店舗への印象が変わります。

どんな業種でも共通して使える『接客スキル』ってありますよね。

この記事を読んでいるあなたが患者さん/お客さんを院内で誘導するとき、どんなことを意識したり、工夫したりすることができるでしょうか?

患者さんの院内誘導の仕方、声かけのタイミングなど、ほんの少しの配慮で治療の流れがスムースに行くかどうか、あるいは体に痛みがある患者さんの負担が軽いかどうかが変わります。

愛のある接客をしたいな~というかたは、ちょっとこの記事に目を通してみてください。

受付で出来ること

患者さんが来院すると、いったん受付のソファで座って待ってもらうことが多いかと思います。

私が以前つとめていた治療院では、会計を施術前に済ませます。

支払いのときの流れを想像してみると、座って待っていた患者さんは、ソファから立ち受付に近づいてきます。

で、そうやって患者さんが立ったところで、

「治療の準備をしますから、待っててください」

と声をかけ、また座らせる先生がいます←

おいお~い、それって無駄だよね?

立ったらその流れで、「お部屋にご案内します」とか「トイレは大丈夫ですか?」と誘導していけばスムースなんじゃないでしょうか?

腰痛の患者さん時はとくに大事

具体的には、ぎっくり腰とか、腰椎椎間板ヘルニアの急性期とか、前かがみ体制がツライ患者さんも居ます。

つまり、立ったり座ったりする動作がツライんですよね。

そして、「痛みを誘発する動作=体に負担をかけている動作」ということです。

これから治療をするというときに、状態を悪化させるような動作を繰りかえせば、組織が余計壊れて、治療成績を左右するかもしれません。

「急性症状の患者さんにも不必要に立たせたり、座らせたり、同じことするの?」

と突っ込んで、そこで初めて気付くんですね。

患者さんがどんな心身の状態なのか?

今はどんな風にしたら快適なのか?

つらいのか? イメージしましょう!

新規の患者さんが来院したとき

予約の電話の段階で急性腰痛だと把握している、あるいは歩くのもつらそうな状態でなんとかかんとか院内に入ってきた。

そんな新規の患者さんがカルテを書くときに、ソファに座るのを促さず、

「座るのがツラければ立ったままでもけっこうですよ」

とこの一声かけてみましょう。

常連の患者さんでも急性腰痛になれば同様で、うっかり急性期の患者さんをソファに座らせると、立てなくなることもありますよ。

氣を配ろう

治療家も治療の腕を磨くのはもちろんですが、「接客」的スキルもスパイスとしてみてはどうでしょうか。

きっと、

「なんかよくわからないけど、この先生といると居心地が良いな~」

という無意識のところで感じてもらえますよ。