AMHの測定はアメリカでは当たり前

不妊治療で来院なさった31歳の女性から、アメリカでのお話を聞かせてもらいました。

 

彼女は会社の制度でしばらくアメリカに留学していたそうなのですが、ブラジル人の友人と世間話をしていた時に

「えー、AMHを測定したことないの?」

「20歳ぐらいがいちばん妊娠しやすくて、35歳過ぎれば妊娠しづらくなる、と学校で習わなかったの!?」

などと驚かれたそうです。

AMH(アンチミューラリアンホルモン)とは発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンで、卵巣の中に残っている卵子の目安にされます。

 

海外だと、年をとったら授かりづらくなる(よく考えたら当然ですけど)から、子供が欲しければ早めに!というのが学校で教えられています。

 

血液検査で簡単にAMHが測れるものだと知ったこの女性は、病院で測定したもらったら推定卵巣年齢が38〜39歳

Dr.には「子供が欲しければ急ぎなさい」と言われ

「35歳まではキャリアを積んで、それから授かろうと考えていたけどプランを変更しました」とのことでした。

 

※彼女が卵巣年齢が高かった理由として短時間睡眠(彼女は日本で睡眠時間3〜4時間くらいで仕事を6年間続けたそうで、今では働き方を変えています)が考えられます。

日本に今夏に帰国して、まだタイミング中ですが、彼女がなぜ早い段階で鍼灸を選んだのかというと

「アメリカのDr.に、授かりやすくなるには、性交渉を増やすこと、食事を見直すこと、など教えてもらい、その中に鍼灸を受けることが含まれていてアメリカなのに東洋医学を進めるんだな、と印象に残った」

のだとか→アメリカでは成人の50%が補完代替医療を受けたことがある

 

ちなみに、食事の流れから「アメリカでトランス脂肪の摂取なんてありえない!」という状態だと教えてもらいました。

トランス脂肪は原則禁止の動きへ@アメリカ

 

アメリカだと保険会社が保険適用かどうかを決めますので、契約者が交渉次第で代替療法も保険適用にすることができて、実は鍼はとても馴染みがあるのです。

 

この患者さんには「アメリカに留学して、そういう話が聞けてラッキーでしたね」とお話ししました。

 

女性にとって、仕事、妊娠、出産、子育てをどう両立していくか?は大きな関心ごとかもしれないですね。

 

日本でも、健康診断でAMHの測定が入ってくると少子化対策になるかもしれないな〜なんて思っていますが、まだ先のことになりそうです。

 

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