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心因性の膀胱炎にも鍼灸が効果的!

膀胱炎になったら、頻繁にトイレに行きたくなったり、排尿時の不快感・痛みや残尿感など感じます。

私も一度だけ、ものすごーく、限界ギリギリまでトイレに行くのを我慢したことがキッカケで、膀胱が圧迫されたのがよくなかったのか、膀胱炎みたいになったことがあります。

金輪際、経験しなくていいですね。

緊張したらトイレに行きたくなる、というのは誰しも経験があるとは思いますが、今回は心因性膀胱炎の女性患者さんのエピソードについて紹介します。

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微妙な緊張感でトイレに行きたくなる

この患者さんは中学2年生で慢性膀胱炎(細菌感染ではなく、慢性的に膀胱炎の症状を呈するもの)を発症し、翌年は受験ストレスからから心因性膀胱炎(緊張するとトイレに行きたくなる)に移行し、そのまま現在に至るという経緯があります。

トイレは2時間もてば良いそうです。

「大きなプロジェクトがひと段落してから疲労や腰痛も感じはじめた」というありがちなパターン。

患者さんいわく、

「社長が見ている場面や、200人規模のオーディエンスがいる場面でのプレゼンテーションは、もはやトイレに行っている場合でもはないと吹っ切れているか、プレゼンテーションのほうに意識が向いてしまっているせいかトイレに行きたいと思わない。だけど、1人のお客さんに接しているときや、社内ミーティングなど『トイレにってもいいんだけど、行くとあまりよろしくない』という場面でトイレに行きたくなり、腰も痛くなる」

とのことでした。

他の例えでいうと、「初めて会う人より、2〜3回会った人のほうが何を喋って良いかわからず会話が苦手」というのもありますよね。

場面や人間関係が「緊張する⇆微妙に緊張する⇆リラックスできる」と段階を分けるなら、どっちつかずの微妙なところでの心のあり方が難しいのかもしれませんね。

心因性の膀胱炎の治療

妊娠中の膀胱炎の症状緩和にも、鍼灸がよく効く
膀胱炎(急性膀胱炎)は、 細菌感染により膀胱の粘膜に炎症が起こる病気ですが、尿道が短い女性は細菌が入りやすく、男性よりも膀胱炎にかかりやすい...

コチラの記事で、妊娠中の膀胱炎の治療に関して書きましたが、下腹部や骨盤周辺・下肢の治療に加えて、精神的に働き掛けるために、上半身の治療を加えるとよいでしょう。

膀胱を支配する自律神経調整に加え、リラックスを狙った治療に

交感神経が優位になると膀胱が収縮して容量が小さくなるため、たいしてお小水が溜まっていないのに「膀胱が満タンだよ」というセンサーが働いてトイレに行きたくなるというメカニズムがあります。

よって、交感神経を抑制すると膀胱が拡張します。

同時に、副交感神経を優位にするよう働きかけるのも重要で、骨盤をじんわり優しく温める箱灸による治療と相性が良いでしょう。

経過

4日後に再来院。

経過を尋ねたら、

「今までなんで鍼を受けなかったのだろう?」と思うくらい、膀胱の悩みがピタっと収まったそうです\(^o^)/

なので、来院理由は「仕事にむけて疲労解消など体調管理をしたいので」というコトでした。

コレ以後の治療でも、2週間ほど間隔をあけて、また仕事中に緊張するとトイレに行きたい感じがしてくるのが戻ってくる、と言うことでしたが、何回か継続治療をして、プロジェクトでの緊張を対処できれば、徐々になくなっていく症状と言えるでしょう。

こんな感じで明確に効果を感じていただけて良かった、という症例です。

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