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腰部(脊柱起立筋)の肉離れを起こした患者さんのエピソード

数年ぶりに来院して、指圧で施術をした患者さんのエピソードです。この患者さんは来院2ヶ月前に、腰部の肉離れをやってしまったそうです。

体幹部の肉離れは珍しいですね。バレーボール選手が腹直筋を肉離れしたとか、建築作業員が重い資材を担いで脊柱起立筋の肉離れをしたというのは聞いたことがありますが、ごうふつうのサラリーマン。 どういう状況だったかというと、

椅子に座ったまま床に落ちたものを拾おうとしたところ、腰がミシッと音が聞こえ、後から内出血も現れたそうです。これは肉離れですね。

筋肉の状態

肉離れをしたのは左腰。一見、肉離れした部分が陥凹してるのかと思うように、腰椎3番から5番くらいの広範囲が力なく凹んでいました。さすがにそこまで大きな肉離れはないはずなので、元から腰椎前弯なのでしょうか? そして、腰椎2番付近の筋肉は硬くなっていました。

そして、右側が筋肉がかなり膨隆していたので、あきらかに「かばっている」状態ですね 。

前かがみ体制は腰に負担がかかる

ふいに前かがみになった際、急性腰痛(いわゆるギックリ腰)になる方は多いですね。これも、ものすごーく小さい部分で肉離れを起こしているかもしれません。しかし、この患者さんのように、内出血が発生するレベルの、れっきとした肉離れを起こすのは珍しい。

原因は太り過ぎ?

この患者さん、体重が100㌔超、そして40代後半。おそらく、自分の上半身の重みを支えきれなくなったのではないしょうか。

メタボ体型でお腹が大きくなると、前に腰が引っ張られる「腰椎前弯増強」となりますが、これは腰痛のリスクを高めます。  

血圧について質問したら「収縮期と拡張期の差が小さい」とのことでしたので(簡単に言うと運動不足。単なる高血圧よりアカンやつです)  太り過ぎは思わぬアクシデントを起こすようです 

経過は大変だった

肉離れのあとは腫れがひどく、3日くらいは座ったままで寝たそうです。横になって圧迫されると痛んだそうです。そして、1週間は鎮痛剤がないと痛くて寝られなかったとか。

そんな状態でも、「仕事を休むと会社にはいい顔をされず…」とお仕事は頑張ったそうですが、こんな方に支えられる企業(有名なところですよ) はなんだかな…と思いつつ、お仕事を頑張っている方には元気で過ごしていただいたいものです。

では、ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

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